「悪人」

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先日、吉田修一さんの「パレード」を紹介したときに、

ブログ友の eieio2eさん から教えてもらった「悪人」という小説を読み終えました。

この小説の主人公である祐一は、僕と同じ27歳でしかも長崎出身。

飛び交う言葉も、出てくる地名もオール九州ってことで、感情移入しまくって、

読むのが止まらなくて、久々に傑作に出会えた気がします。

ちなみにタイトルの「悪人」ですが、ストーリー的にはものすごく深い意味であり、

歪んでいる現代社会、リアルな心理描写、様々な人間模様、

そして何より、悲しくてセンチメンタルなバッドエンドへの逃避行…

読み終わったときのヘコみ具合といったら、半端なかったです。

本当の「悪人」とは一体、誰のことだったのだろう…?

ラストの祐一の言葉は、2通りの解釈が出来ます。

でも、僕はこの、同い年で長崎生まれの彼だからこそ、自分の解釈が正しいと信じたい。

皆様も、読んでみて損はない一冊だと思います。(ヘコむけどね…)

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by yokomix | 2010-02-06 23:15 |


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